ようす さんの感想・評価
3.1
180cmの小5男子と137cmの高2女子。そんな姉弟の日常。その3♪
リコラン3期です。
1期・2期と観てきて、
リコランのくだらない笑いがすっかり気に入っていたのですが、
3期はちょっと期待外れだったな…。
観なければよかったかも^^;
1話3分ほど、
全12話です。
● ストーリー
180cmの小学5年生、宮川あつし。
137cmの高校2年生、宮川あつみ。
見た目と中身がちぐはぐな姉弟による、ギャグアニメ。
大人に間違えられるあつしと
子どもに間違えられるあつみ。
笑いのポイントはただこれだけです。笑
3期はさすがにネタが切れてきたのか、
ちょっと方向転換。
あつしに好意を寄せる、高校生の沙夜(さよ)と、
あつみに好意を寄せる、変態ロリコン高校生の吉岡先輩。
この2人の報われない恋に焦点が当てられがちでした。
いつからリコランは
ラブで切ない雰囲気の漂う作品になったんだい?笑
吉岡先輩のように、
新キャラの個性が立っているという面ではプラスですが、
同じ展開ばかり見せられてもなーというのが正直な感想です。
(特に沙夜→あつし。
あつしの性格ではこの先の進展はあり得ないでしょう。笑)
≪ ランドセル ≫
見た目は大人のあつしですが、
どれだけ体が大きくなってもランドセルは手放しません。
この身長でもランドセルを背負い続けるのは、
もはや小学生としての最後の抵抗としか思えないw
彼からランドセルを取ってしまうとどこからどう見ても大人。
その見た目で幼稚なはしゃぎ様。
つまり立派な幼児型変態となってしまう…!
それを防ぐ役割を担うのが、
たった一つのランドセル。
ランドセルってなんと存在感のある小道具なんだ…!
そんなことを3期になって初めて考えてみました。笑
● 作画
ガラッと変わりました。
これが残念ながら悪い変化です。
人物はひどい。
背景は実写寄りへ。
あ…あつしから色気が感じられねえ…Σ(゚д゚lll)ガーン
↑一番のがっかりポイント
3期を楽しめなかった1番のポイントは、
作画の改悪によるものです。
やっぱりアニメにおいて作画って大事なポイントだなあ。
● 音楽
【 主題歌「ワンツーハロー」 】
曲はリコランらしい選曲で、
いい感じだと思いました♪
今回の主題歌は、
歌 - 柏山奈々美(1・4・8・10話)
歌 - 石風呂 feat.IA(2・7・11話)
歌 - 石風呂 feat.IA & 柏山奈々美(3・6・9話)
の3パターンがありました。
これは完全に個人的な嗜好なのですが…。
私、ボカロの歌声がどうしても苦手なんですよね…。
なので音楽の★点下げてしまいました^^;
繰り返しますが、
曲はとてもいいのですよ♪
● まとめ
リコランは好きなシリーズでしたが、
今回はこれまでより、がくんとレベルが落ちたように思います。
少なくとも1期や2期とはまったくの別物です。
安定していたのは、
あつし(cv.置鮎龍太郎)やあつみ(cv.釘宮理恵)をはじめとする、
実は豪華な声優陣のみ。
ここは変わらなくてよかった^^
リコランシリーズ最後の3期を観終わった後味が
こんなに悪いとは…ちょっと残念でした^^;